県民の皆様へのメッセージ(大都市を中心とした市中感染の拡大)

2020年7月25日

全国では大都市を中心に新型コロナウイルスの市中感染が広がっています。

このような地域の中には接待を伴う飲食店など特定のお店にとどまらず、既に市中感染が広がっている状況が認められます。あらゆる場所で感染しても不思議ではなくなっています。

例えば、お知り合い等との会食であっても飛沫感染した例も多発しており、特定の地域へ行かなければよい、ということでは十分な対策とは言えないことにご留意ください。


◆東京都にお出かけの場合

7月23日に、366人と過去最多を大幅に更新する感染者が確認され、25日においても295人の感染者が発生しています。

もはや当初言われていた若い世代のみならず幅広い全年代に広がり、最多の新宿区はもちろんのこと、23区全体が顕著に陽性判明が増加しているほか、多摩地域にも感染が広がっています。

感染の場所も、従来から指摘されてきた新宿等の接待を伴う飲食店にとどまらず、既に市中感染が広がっている状況となってきました。どういう場所で発生しても不思議ではなくなっています。

現状では、特別の注意を払わなければならない段階に入っていると考えられ、東京都へお出かけの際には最大限警戒して、「三つの密」を避ける、人と人との感染防止距離(概ね2m)を取る、距離が取れない場合のマスクの着用や手洗いなど、他の地域へ行く時よりもさらに感染予防に万全の注意を払っていただきますよう強くお願いします。

例えば、お知り合い等との会食であっても飛沫感染した例も多発しており、特定の地域へ行かなければよい、ということでは十分な対策とは言えないことにご留意ください。

なお、小池都知事から都民には外出自粛が呼びかけられています。



◆大阪府にお出かけの場合

7月22日に初めて100人を超え、24日に過去最多となる149人の感染が確認され、25日においても132人の感染者が発生しています。

夜の繁華街を訪れるなどした30代以下の若い世代で感染が拡大し、そこから40代以上の中高年層で広がっています。

飲食店での友人らとの飲み会、会食を通しての感染も増えてきていますので、店を利用する人は、大阪府の「感染防止宣言ステッカー」のない店の利用は控えるなど、十分に注意しながら、行動してください。

現状では、特別の注意を払わなければならない段階に入っていると考えられ、大阪府へお出かけの際には最大限警戒して、「三つの密」を避ける、人と人との感染防止距離(概ね2m)を取る、距離が取れない場合のマスクの着用や手洗いなど、感染予防に万全の注意を払って下さい。

例えば、お知り合い等との会食であっても飛沫感染した例も多発しており、特定の地域へ行かなければよい、ということでは十分な対策とは言えないことにご留意ください。



◆福岡県にお出かけの場合

福岡市中洲のキャバクラでクラスター(感染者集団)が発生しました。このような飲食店への外出を控えてください。

7月23日に過去最多となる61人の感染が確認されました。過去最多となるのは2日連続で、半数が20代と30代が占め若い世代で感染が拡大しています。

「三つの密」を避ける、人と人との感染防止距離(概ね2m)を取る、距離が取れない場合のマスクの着用や手洗いなど、感染予防に十分注意を払っていただきますようお願いします。



新型コロナウイルスに関する情報は特設サイトをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/corona-virus/

情報配信:鳥取県危機管理局