鳥取県にいらっしゃる皆様へ(お盆の帰省・夏休みの過ごし方を考えましょう)

2020年8月8日

新型コロナウイルスは、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高く、特に、高齢者や基礎疾患のある方では重症化するリスクが高いことも報告されています。

高齢人口が3割近くに進み、医師や看護師、医療機関などの医療資源も限られている鳥取県では、感染が拡大すればその影響は大きいものとなります。

皆さんの家族、親戚、友人には、身近な人からの感染に不安を感じている方がいるかもしれません。お盆に県外から帰省をお考えの方、特に感染が拡大している地域の皆様には、高齢者、基礎疾患のある方や妊婦のご家族などへの感染の可能性について慎重に考慮し、その計画をもう一度ご家族と相談し、ご判断ください。

体調に不安があるときは、帰省や旅行は控えていただくようお願いします。電話やオンラインでつなぐ帰省を検討されてはいかがでしょうか。

帰省された皆さんは、同窓会など三密になりやすい大人数の集まりについては、今一度中止や延期についても検討していただきますようお願いします。

また、自らを感染から守るだけでなく、自らが周囲に感染を拡大させないことが不可欠です。親しい間柄であっても、マスクを外す時間を狙って、十分な距離を取っていない飲食店やご友人宅での飲食、カラオケなどで、感染が広がっていきます。今一度基本に立ち戻り、少しでも体調が悪ければ出歩かないことを心がけ、「三つの密」を避ける、人と人との感染防止距離(概ね2m)を取る、距離が取れない場合のマスクの着用や手洗いなど、感染予防に最大限の注意を払っていただきますよう強くお願いします。

観光地などでは、熱中症対策として、人と十分な距離(2m以上)を確保できる場合にはマスクを外していただいて結構ですが、店舗内に入る場合等人が集まるところでは忘れずに着用をお願いします。
 
また、不要になったマスク等は持ち帰っていただくとか、外出先においてマスクを廃棄する時にはビニール袋で密閉するなどご配慮いただきますようお願いします。

ご自身の予防と感染拡大防止のため、接触確認アプリ「COCOA」をスマートフォンにインストールしましょう。


新型コロナウイルスに関する情報は特設サイトをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/corona-virus/

情報配信:鳥取県危機管理局