県民の皆様へのメッセージ(県西部地区クラスターの経過)

2020年9月22日

県西部地区で発生したクラスターについて、現状では西部地区の感染事例に止まっており、東部・中部には波及していないと考えられるため、東部・中部に発令していた鳥取県版新型コロナ警報(発令区分:警報)を解除します。

西部地区の感染事例は、限られた接触範囲内で発生した可能性が高く、市中への感染のリスクが拡がっている状況ではないものと考えられるため、西部の警報レベルを注意報に変更します。(発令期間:10月2日まで)


鳥取県内で初めてのクラスター発生に続き、医療従事者に感染が確認されたことについて、これまで以上にご不安の方も少なくないと思います。

西部地区の感染事例では限られた接触範囲内で発生した可能性が高いと現状では考えられ、市中への感染のリスクが広がっている状況ではないものと考えます。

県のウェブページなどから正確な情報を確認し、不確かな情報に惑わされることなく、冷静な行動をとっていただくようお願いします。

患者、医療従事者やその家族などに対し、誤解や偏見に基づく差別を行うことは決して許されません。

新型コロナウイルス感染症に立ち向かっている患者、医療従事者の皆さまをみんなで応援しましょう。


秋の観光シーズンを迎え、観光や外出の機会も増える時期になりました。身近なところで感染する可能性もありますので、引き続き感染予防に努めてください。

親しい間柄であっても、マスクを外す瞬間をウイルスが狙っています。引き続き「三つの密」を避ける、人と人との感染防止距離(概ね2m)を取る、距離が取れない場合のマスクの着用、こまめな手洗い、こまめな換気などの感染予防に十分注意を払っていただきますようお願いします。

リスクの高い高齢者、基礎疾患のある方や妊婦と会われる際は、特に注意しましょう。


医療機関では、院内感染防止のガイドライン等に基づき、感染対策に取り組んでいます。感染の懸念から、医療機関への受診を控える傾向が強まっていますが、過度な受診控えは健康上のリスクを高めます。まずは、かかりつけ医に相談しましょう。医療機関を受診したいと思ったときは事前に電話して指示に従うようにしましょう。

少しでも体調が悪ければ通勤・通学を含め外出は控え、まず、「発熱・帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。


▽電話番号
東部 0857-22-5625 (鳥取市保健所)
中部 0858-23-3135・0858-23-3136 (倉吉保健所)
西部 0859-31-0029 (米子保健所)



◆県外にお出かけされる皆様へのお願い

秋の観光シーズンになりますが、 会食・三密に注意し予防を徹底しましょう。

感染拡大地域にお出かけの県民の皆様は、県ホームページで毎日更新している「感染警戒地域」情報を参考にしていただき、感染予防を徹底し、警戒していただきますようお願いします。

▽最新の感染警戒地域等の一覧
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1215170.htm#itemid1215170


感染が拡大している地域に行かれる場合は、「三つの密」を避ける、人と人との感染防止距離(概ね2m)を取る、距離が取れない場合のマスクの着用や手洗いなど、感染予防に万全の注意を払っていただきますよう強くお願いします。

ご自身の予防と感染拡大防止のため、接触確認アプリ「COCOA」や訪問された地域の通知サービス等を活用しましょう。



新型コロナウイルスに関する情報は特設サイトをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/corona-virus/

情報配信:鳥取県危機管理局